熊ノ平駅は1997年に廃線になった、碓氷峠区間のめがね橋の奥にある信号場です。
25年も経っているため、外観はすっかり廃れており、廃墟のイメージ画像としても使えそうです。
目次
熊ノ平駅変電所
原型版
おなじみの原型版
フェンスで囲っているため外観はきれいに保っていますね。
しかし、コンクリートの剥がれ方が激しい

青空加工版
撮影した日が曇りで映えないので、青空も入れてみました。
7月に撮影したものなので違和感なく夏空が味わえますね。

旧線トンネルと新線トンネル
左が新線トンネルで、右が旧線トンネルです。
こうしてみると旧線は高さが低いのがわかります。
しかし、このトンネルは現在遊歩道として整備されているんですが、
この部分は電灯がついておらず真っ暗でした。
しかもなんとここは事故が起きた場所でもあることから
心霊スポットの一つとも言われています。

安全側線?
旧線は確か単線のはずであるが、なぜかもう一つトンネルがありました。
真相は不明ですが、おそらくは追突対策のものでしょう。

熊ノ平駅側の新線トンネル
こちらは新線トンネルです。
1963年に複線と粘着化に伴って完成したもので
わずか34年という短さで役目を終えてしまっています。

熊ノ平駅一望
駅の全体が見られる場所です。
熊ノ平駅は信号場ですが、昭和41年までは営業していて駅を名乗っていました。
そのため信号場に格下げ後もホームはそのまま残っていました。
廃駅になったのはおそらく使う人がほぼいなかったんでしょうか?
この辺は集落がまず見当たりません。
